北陸コンサルタント
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【新聞掲載】多様化する供給 -小水力発電-

先日、当社が設計に携わった施設が新聞で紹介されました。
それに伴い業務の管理技術者である設計部次長に、当時苦労した点や工夫した点などについてコメントをいただきました。

【小早月発電所の概要】
当社は、株式会社アルプス発電が事業化した「小早月発電所建設工事」において、設計を担当しました。
当発電所の特徴は、大規模電力事業者が行う水力発電方式を採用したことにあります。この発電方式は「貯留池式」と言い、貯留ダムを設け、斜面上または山腹内に鉄管路を配置し、高い落差を利用して発電する方式です。
当小早月発電所は、約2.8km上流にある富山県の砂防堰堤を利用し、水叩き部に取水施設を設け道路下に導水管(延長2800m)を埋設し、流量1.25㎥/s、有効落差101mの小水力発電としては日本最大級となる出力990kWを可能としました。

【設計業務実施に当たって】
導水管の布設ルートは、当初、林道及び県道下に計画していましたが、県道下への布設が不可能となり、代替えルートの選定・用地交渉等に時間を要し、業務工程さらには発電事業計画にも影響を与える結果となりました。
業務実施に当たり特に注意したことは、管材費が全体工事費に大きく影響を与えるため、如何に導水管の圧力を低減し、経済的な管種を選定するかでした。
この圧力低減方法として、水撃圧の発生を低減できる発電機の存在を知り、設備担当と協議を重ねた結果、発電機の仕様を変更することで管内圧力の低減を図り、圧力に応じた経済的な管材を選定することによりトータルコストの削減を図ることができました。

業務期間中には、様々な問題点や課題が立ちはだかりましたが、発注者、関係行政機関、設備設計担当、管材メーカー等の協力を得て、小水力発電としては日本最大級となる当事業に一翼を担えたことを誇りに感じています。


平成25年1月26日 北日本新聞掲載

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